Amazonギフト券を経費で落とせるパターンとは?個人事業主はいける?

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自分で利用したり、プレゼント品として多くの方に利用されるAmazonギフト券。

自分で使ったりプレゼントにあげたAmazonギフト券を「経費」として計上できるのでしょうか?
今回はAmazonギフト券を経費で落とせるパターンなどについて、詳しく解説しますので参考にしてみてください。

では早速見ていきましょう。

Amazonギフト券を経費で落とせる6つのパターン

経費を計算

早速Amazonギフト券を会社経費で落とせるパターンをご紹介します。

Amazonギフト券を経費に計上できる条件として、「仕事で利用した場合」のみ認められます。
法人や個人事情主の方が対象です。

当たり前ですが、会社で使用するAmazonギフト券を全て経費として計上するという事はできません。
これから紹介するパターンが経費として認められるでしょう。

キャンペーンでの景品

会社でキャンペーンを開催した際、景品にAmazonギフト券をプレゼントした場合、経費にすることができます。

資料請求やアンケートの回答や会員登録などでAmazonギフト券を顧客にプレゼントするといった場合に当てはまります。

また、Aの商品とBの商品を合わせて購入した方にAmazonギフト券をプレゼント!といった企画の場合にも経費計上が可能です。

社内の備品を購入

事務所や社内の備品を購入する際には、使用したAmazonギフト券を経費にすることができます。

例えば会社で利用する日用品や事務用品などの会社に関係ある備品をAmazonギフト券で購入した場合には経費として計上することができます。

仕事と私用両方で使う物を購入

仕事と私用で使うものをAmazonギフト券で購入した場合、使用頻度に合わせた比率で車の購入費を按分して計上するのが通常です。

例えば10万円のスマホを購入し、

  • 仕事で使用する割合70%
  • プライベートで使用する割合30%

の場合、経費計上できるのは仕事で使用してる70%のみです。
仕事と私用で使うものをAmazonギフト券で購入した場合には、按分して計上するようにしましょう。

取引先への謝礼

取引先への謝礼でAmazonギフト券を送った場合、経費で計上することができます。

  • 例えば知り合いの会社にホームページを格安で作ってもらった
  • 事業を手助けしてもらった
  • 自分の会社と契約を結んでくれた

これらのお礼としてAmazonギフト券をプレゼントして経費として計上することができます。

お中元・お歳暮

近年ではお中元やお歳暮として、金券が送られるケースも多くなりました。
Amazonギフト券も例外ではなく、会社の備品などの購入に役立ててほしいという想いから送る方が多いようです。

また、お中元やお歳暮に限らず季節ごとの挨拶やイベントなどに利用した場合でも問題ありません。

取引への謝礼・お中元お歳暮ともに勘定科目は接待交際費となります。

社員への報酬

社員がノルマを達成した場合や、社員への結婚祝いや出産祝いとしてAmazonギフト券をプレゼントした場合に経費計上することができます。

社員への報酬の場合、接待交際費ではなく「福利厚生費」となります。

この場合貰った側(社員)は「給与」ということになるので、所得税の課税対象となるので注意しましょう。

Amazonギフト券を経費にしてはダメなパターン

NGな行為

先ほど紹介した経費に出来る場合と、逆のパターンとなります。

これから紹介する状況だと、Amazonギフト券を経費にすることはできないので注意しましょう。
基本、業務上にかかわりが無いものは経費として認められないという認識を持っておく事が大事です。

経費で購入したAmazonギフト券を現金化は絶対NG

経費で購入したAmazonギフト券がいらなくなったので、金券ショップや買取サイトに売却して現金化して経費にしようとする方がいらっしゃいますが、このAmazonギフト券は経費に当てはまりません。

この手法は脱税となっていまうので絶対にしてはいけないのです。
所得税を払わずに現金を入手できるというので、脱税になるという事ですね。

「仕事で使うものの購入をやっぱりやめた」といった時点で、私用で使うAmazonギフト券になっていますし、税務署に目を付けられる原因となります。

仕事以外の人へのAmazonギフト券をプレゼント

当たり前ですが、友達や知人・家族などにプレゼントするAmazonギフト券は経費で落とすことはできません。

仕事で関係ある人には送っても良いと説明しましたが、こちらはNG行為となります。

ただし、友人や家族に仕事を手伝ってもらった場合だと、経費にすることはできます。

仕事用に購入したAmazonギフト券をプライベートで使う

会社で備品購入などで利用しようとしていたAmazonギフト券、または個人事業主の方が仕事上使用するものを購入しようと思っていたけど「やっぱりやめた」となった時に、そのAmazonギフト券は経費にすることができません。

仕事上で使わない事によって「私用」になってしまうのです。
経費として計上してしまうと、税務調査の対象になる可能性があるので注意しましょう。

Amazonギフト券を経費として計上するために必要なことや注意点

ここまで経費になるパターンと経費にならないパターンと分けて紹介してきました。

さて、実際に計上するために必要な事や注意点をご紹介します。

何に利用したか明確にする

Amazonギフト券をはじめとした金券類は、脱税の手段としてよく使われるので税務署はシビアになっています。
その為、「何にいつ利用したか」という事を証明することが大事になってくるのです。

Amazonギフト券で購入した物の領収書を提示できる状態にしておくと良いでしょう。

Amazon公式サイトで購入した物は、アカウントに購入履歴が残るので、そこから領収書・購入証明書を作成することができます。

領収書の印刷方法は以下の通りです。

1.Amazonトップページから[注文履歴]をクリック
領収書の印刷方法手順1

2.該当する商品の[領収書等]をクリックし、[領収書/購入明細書]を選択。
領収書の印刷方法手順2

3.上部にある[このページを印刷してご利用ください。]をクリックし、印刷可能。
領収書の印刷方法手順3

Amazonギフト券をまだ利用していない場合

Amazonギフト券を会社用に購入したけど、まだ利用していない場合には経費に計上することはできません。

利用していないのであれば、会社の資産として扱う事となるので注意しましょう。

そのAmazonギフト券で何かを購入したのであれば、利用した分を経費にすることができます。

まとめ

少し難しい内容となりましたが、簡潔にまとめると

  • 仕事上で使うものはAmazonギフト券を経費として計上可能
  • 仕事で使おうと思ってたけどプライベートで使ってしまうと計上できない
  • 経費で計上したAmazonギフト券の現金化は脱税

大事なのは、仕事で利用したAmazonギフト券の購入履歴・贈与記録・領収書などの書類をまとめておくことです。
用途が明確に分かるように管理するようにしましょう。

ここまで読んだけど、まったく分からない…という方は税理士の方にご相談することをオススメします。